久々にミュージカルを観てきました。
9月の「チャーリーとチョコレート工場」以来となる今回の演目は「CATS」。
ミュージカルファンの方はもちろん、ファンでない方も名前は聞いたことがある、日本でもニューヨークでも有名な演目ですね♪

キャプチャ

CATSと聞くと、どうしてもニューヨークブロードウェイのイメージが先行してしまい(実際2006年に「オペラ座の怪人」に抜かれてしまうまではロングラン記録公演だったんだとか。)、てっきりアメリカ発のミュージカルだと思っていたのですが…実はロンドン発でした!

ロンドンウェストエンドでのでの初演が1981年。
ブロードウェイが翌1982年。
知らなかった~。

ロンドンでも初演以来、約21年間のロングラン記録を持つんだとか。
今回ロンドンでの公演は実に十数年ぶりで、当初は12~2月までの3ヶ月限定公演ということでしたが追加公演が決まったようです!
今HPを見てみたら、4月25日までの予約を受け付けていました!


さて、CATSという名前は聞いたことがあるものの、内容は全然知らない…。
鑑賞前に少しだけストーリーをおさえておくことに。

ネットで検索してみると、

満月が青白く輝く夜、街の片隅のゴミ捨て場。
たくさんのジェリクルキャッツたちが、年に一度開かれる"ジェリクル舞踏会"に参加するため集まってきます。

人間に飼い馴らされることを拒否して、逆境に負けずしたたかに生き抜き、自らの人生を謳歌する強靭な思想と無限の個性、行動力を持つ猫
それがジェリクルキャッツ。

そして今宵は、長老猫が最も純粋なジェリクルキャッツを選ぶ特別な舞踏会。
再生を許され、新しいジェリクルの命を得るのは誰か。
夜を徹して歌い踊る猫たち。
やがて夜明けが近づき、ナイフで切ってしまえそうな静寂に向かって、天上に上り、新しい人生を生きることを許されるただ一匹の猫の名前が、宣言されます。

その猫とは‥。
劇団四季HPより) 

とある。
その後もぱらぱらとネットで感想などを拾っていると、どうやら具体的なあらすじがなく、歌とダンスを楽しむ系ですといった情報もあり、う~ん??といったイメージ。

そのイメージで向かった今回の劇場。
PALLADIUM THEATREはリバティ前に位置していて、空き時間にお買い物なんかもできて便利な立地です♪



CATS
劇場前の看板。
Nicole Scherzingerという方のお名前が載っていたのですが、どうやらこの方有名な方のようで…(帰宅後に知りました)




さて、中に入ると平日にもかかわらずほぼ満席
当初は3ヶ月の限定公演だったことと、この有名らしき方がメインっぽい役を演じるのも理由なのだと思います。(すごいにゅるっとした文章ですみません笑。いかんせん素人なもので… )

客層も、フェイスペインティング(かなり本格的!)を施したちびっこから、若いお姉さま方グループ、中年のおじさま、おじいちゃん・おばあちゃんまで、かなり幅広い。
ほぼ全ての年齢層を網羅しているんじゃないかと思える会場の雰囲気に、期待が高まります。


いよいよ公演スタート。
照明が暗くなると、会場からは歓声が湧き上がり皆さま超ハイテンション!
ロンドナーのみなさまにとっては、いよいよ待ちに待った公演…!といった感じなんでしょうか。


そして第一部。 
ここでは内容にはあまり触れませんが、正直う~~ん???といった感じ…

予習の通りほぼストーリー性がなく(いや、若干あるんでしょうが)、そのためキャストのセリフもほぼ0。
常に歌って踊って、というのはまさにミュージカルの真骨頂!といった感じなのでしょうが、ミュージカルやダンス経験者でもないわたしにとっては、やっぱりセリフやストーリーがあったほうが面白い…。

夫もおそらく同じような感想のようで、左隣には見た目若干飽きてそうな夫。
その反面、右隣りのおばあちゃんが凄い!

ほぼ全ての曲を網羅されているようで、曲に合わせてそっと手拍子をしたり体を揺らしたりするのはもちろん、(きっと)ここぞ!という曲では一緒に口ずさむ!歌詞、完璧。
そして曲の束の間の合間には『absolutely wonderful...it's awesome...』といった感嘆のため息。

このおばあちゃん、只者じゃないぞ…!!

イントロクイズばりに、曲の伴奏が始まった瞬間ばしっと曲名をぼそりとつぶやいたりして、『果たしてこれまで何回この公演を観てらしたんだろうか…いや、でもロンドン公演は始まったばかりだからもしかしたら若いころ(第一次ロングラン期?こんな言い方するのかわかりませんが笑)に通っていたのかもしれない…!』と、おばあちゃんへの興味は高まるばかり。笑

→思わず終演後に聞いてみましたが、今回が初めてとのことでまたびっくり。
あまりに曲をご存知なので…と言ったら、恥ずかしそうに手で顔を覆われてその仕草がまたかわいい…♥


すごくご機嫌な隣のおばあちゃんが可愛くて、「あっ…手拍子…そこずれてるぅ…!また…半テンポ!」と密かに心のなかでツッコミをいれつつ、そうこうしている間に前半が終了。笑


どのミュージカルでも前半クライマックスには、ここぞ!といった見せ場があるのに、わたし的には今回それもなく、休憩中に夫に感想を求めたらやはり夫も釈然としていない様子。

これは…久々に外れだったかな~と、完全に後述のミュージカルランキング最下層を想定して臨んだ後半。


…後半、めっちゃよかった。
なにこれ。


後半が始まると何故か徐々に歌とダンスに引き込まれ、そして何と言ってもクライマックス
Nicole Scherzingerという方演じるグリザベラが歌った「MEMORY」という曲。

なんかもう、これまでの雑念や隣のおばあちゃんに対する関心なんか、全部すっかり忘れてしまうくらいの圧倒的な歌唱力。
ただただもう、圧倒の一言で、周りの雰囲気も一変。感涙している人もちらほら。(もちろん隣のおばあちゃんも。)

この時の感動は、初めてウィキッドを観た時の感動そのもの。(前半クライマックスでエルファバが歌うシーン)
凄すぎてなんだかしばらくぼーっとしてしまいました。

帰宅後この感動が忘れられず、劇団四季やブロードウェイver.の動画をいくつか見てみましたが、実際聞いた歌声が一番良かった…


終演後のカーテンコールも、今まで観てきたミュージカルの中で一番の盛り上がり。
マンマ・ミーアなど観客の皆さんが歌って踊りたいがためにスタンディングオベーション、というのはあったけど、ただ純粋にキャストの皆さんに向けたこれほど大勢のスタンディングオベーションは今回が初めてかも。
本当に、凄かった…。


大抵のミュージカルは前半クライマックスが山場で、後半はなんだかあっという間に終わってしまう印象だったのが、今回のCATSではその法則が覆された!
これには夫も同意見。

あの最後の曲を聞くためだけにでも、ぜひもう一度劇場に足を運びたい!
これはロングランの予感…!

こちらは世界的ヒットを記録したらしいElaine Paigeという方ver. 
やっぱり断然今日の人のがいいな~。それにしてもこの曲…どこかで聞いたことあるけどなんだろう…


あ、そうそう。前半にラッパーのイケイケ猫が出てきてそれはすごくツボでした。笑
これはロンドン演出だそうですよ。
これから行かれる方はぜひ、我が家イチ押しラッパー猫に注目してください。笑


最後に、毎回恒例の独断と偏見によるミュージカルランキング!

【最高!】ロンドンにいるうちに必ずもう一度観たい!
ウィキッド
オペラ座の怪人
レ・ミゼラブル
CATS(限りなく◎に近いもう少しストーリー性があれば…!)


【凄く良い!】:必ずではないけど、機会があればまた観たい
サウンド・オブ・ミュージック
・マンマ・ミーア
・PORGY AND BESS
・チャーリーとチョコレート工場


【良い!】:上位2項目に比べるとやや劣ってしまうものの、観れて良かった!
Once
ビリー・エリオット
ライオンキング
Jersey Boys
Shakespeare in Love
 

CATSのご予約はこちら(公式HP)より♪
こちらもあわせてどうぞ♪
【追記あり】安おじ直伝!ミュージカルのチケットを安く取る方法!?



にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ  にほんブログ村 海外生活ブログ 海外駐在妻へ