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月一ミュージカル鑑賞を目標に掲げている我が家。
最近はミュージカルがオペラに代わったり、屋外音楽コンサートに代わったりしていますが恒例のミュージカルレビューです♪

レビューと言っても、渡英後ミュージカル鑑賞を始めた素人の感想です。あしからず…笑


さて、もうメジャーどころは観終わってしまった我が家。
わたしが「もう一回観たい!」と思ったものに関しては、夫以外の友人と2度目の鑑賞済み。

ということで、少しずつマイナー路線を攻めていきます!

マイナー路線1本目(?)となる今回は「Once」。
イギリス国内では、2013年の3月に上演が始まった比較的新しい演目です。


こちらの演目、2006年公開の映画が元になっているのですが、こちらの映画の方が馴染みがあるかも…?

映画
邦題は「once~ダブリンの街角で~」。
この映画が好きな夫いわく、映画の主演を務めるグレン・ハンサードは、アイルランドでは有名なバンドThe Flamesのボーカルで、彼の歌声と曲がすごくいい!んだとか。


こちらの映画、13万ユーロ(約1800万円)という超低額予算で製作されたにも関わらず、207億ドルの興行収入をたたき出したアイルランド映画なんだそうです。
ちなみに、一番お金がかかっているのは「パイレーツオブカリビアン/ワールド・エンド」で製作費約332億円。

この費用対効果には全米が震撼。あの巨匠、スピルバーグ監督もびっくり。(記事元はこちら


わたしも、夫がDVDを持っていたので、お付き合い当初に一緒にDVDを観た記憶があります。
が…、この映画とーっても静か…。

ダブリンの街角で出会う男女二人の「静かな」ラブストーリーなのですが、あまりの静かさにわたしはというと、途中爆睡。笑
もともとフランス映画のような波の立たない、静かな映画は苦手なんですよね…汗
はっ!と気付いたら映画の終盤で、必死に「ちゃんと起きて観ていた」感を装ってたっけなー…


ただ、映画中に主人公の男性がアコースティックギターで演奏して歌うシーンがあるのですが、その挿入歌がすごく耳と記憶に残っているのは覚えていました。


そんなお付き合い当初の甘酸っぱい?ほろ苦い?記憶を辿りながら迎えたミュージカル鑑賞。
好きな映画のミュージカルとあって、期待の膨らむ夫を横に鑑賞を終えたわけですが…

今回のミュージカル、なんだか今まで観てきたミュージカルとは一味違いました!


何が一味違うのか!?
まだ生まれたての演目ながら鑑賞後のレビューも好評で、ロングランの予感がする「Once」。
そんな「once」を少しだけご紹介します♪


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今回の劇場はウエストエンド界隈にある「PHOENIX THEATRE」


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セットはPUB店内をイメージしたつくり。

私たちは10分ほど前に会場に入ったのですが、開演前にも関わらず会場内からは音楽コンサートのような生演奏
席に着くと、ステージ上ではおそらくこれからミュージカルに出演されるらしきキャストの方々が、ひとりひとつずつ楽器を持ち音楽を演奏中。
アイルランド民謡のような…?明るい音楽で会場も和やかな雰囲気。


ん??何だこの展開は??と思っていると、上演時間に。

すると、ステージから一度はけると思っていたキャストの方々が、みなさんステージサイドにあるベンチや椅子に思い思い座り、そのまま本編スタート。

そう、このミュージカルの一味違うとことは、
常にキャストの人全員がステージ上にいて、観客と一緒に話の展開(主人公のラブストーリー)を見守るという演出になっているのです。

そのキャストの人たちは何をしているかというと、観客同様ストーリーを見守り、もちろん自分たちの出番になるとステージ中央で役を演じ、演じ終わるとすっとステージ横の椅子に座る。
そして、ストーリーの場面が変わり大がかりなセットチェンジの際には、すかさず生演奏で場つなぎをする…といった感じ。

イメージ、ミュージカルというより劇団員による舞台を観ているような感じ
演劇や舞台はきちんと観たことないけど、きっとこんな感じなんでしょう。

音楽は全てキャストの方たちによって演奏されるので、他のミュージカルにあるオーケストラスペースはありません。


そしてもう一点、他のミュージカルと違う点は、前半と後半の幕間(休憩時間)。

休憩に入り照明が明るくなると、スタッフの方が何やらステージ上で慌ただしい動き。
その動きを目で追っていると、なんとセットであるバーカウンターに本物のお酒を並べている…!

これはもしや…!と思っていると、予想的中。
準備が整った後、ステージ上で飲み物販売(もちろんアルコール)が始まりました。
これは面白い!


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セットの有効活用。

さっきまでストーリー中のセットとして使用されていたものが、観客向けに開放されるなんて!
もちろん、ミュージカルのステージに上がる経験などしたことがないので、ここはステージ上で記念撮影をされている方々に混じって記念撮影

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観客でごった返すステージ

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ステージからみた観客席。
すごいライト!足元は明るすぎて見えないくらい。
こんなところで演技されてるんですね~ 

休憩時間が終わると、素早くスタッフさんが後片付けをし、何事もなかったかのように先ほどまで観客でごったがえしていたステージで上演が再開されました。
とても不思議で貴重な体験…!


ストーリー自体もとてもよくできていて、流れは映画と同じなのですが(寝ていたわたしは分からないので夫談。笑)やっぱり生演奏はいい
生演奏のおかげで眠くなりませんよ。笑

映画で聞いた挿入歌が、ひとりのアコギでひっそりと始まって段々そこに人が加わってきて…最後はすごく壮大な音楽に仕上がってしまうあたりは、周りで感涙している人もちらほら。
客層は(おそらく映画のファンと見られる)40代前後のご夫婦が多かったかな。

ただ、ストーリー全体が静かなのは映画もミュージカルも変わらないので、主人公の男女の静かな語り合いのシーンなど、観ているこちらも物音ひとつ立てられないような静けさ…

思わずそのシーンが過ぎ去ると、周りで「…ふぅ~」と安堵のため息や、緊張した体をほぐすように体勢をくずす音なんかが聞こえてきました。笑
き…緊張したぁ~~汗


映画よりも挿入歌が多く、どれも耳に残ってしまうものばかり。
ロングランに期待のかかる一味違ったミュージカルです♪
映画を観ていない方も、ストーリーは現代のラブストーリーなので準備・予習いらず!

演劇や舞台が好きな方にもお勧めですよ♪


【最高!】ロンドンにいるうちに必ずもう一度観たい!
ウィキッド
オペラ座の怪人
レ・ミゼラブル


【凄く良い!】:必ずではないけど、機会があればまた観たい
マンマ・ミーア(既に2回観てしまった)

【良い!】:上位2項目に比べるとやや劣ってしまうものの、観れて良かった!
Once
サウンド・オブ・ミュージック
ビリー・エリオット
ライオンキング
Jersey Boys


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