前回、「パワーシャワーの水圧がなくなる」でご紹介したように、我が家のシャワーの水圧は未だ回復していません。

※内容が複雑なので、前記事を読んでいただいてからのほうが読みやすいと思います。。

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諸悪の根源?
普段は見ることのできない、流し台下のパワーポンプ


水圧の足りないシャワーを浴びること約1ヶ月。 
満を持して、ポンプ修理工?(Pumper)のTonnyがやってきてくれました。

Tonnyには一度お世話になったことがあります。
あれはいつだったか、その時はフラット内のヒーターの不具合のため、キッチンにある水タンクをメンテナンスしていってくれたんだと思います

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キッチンにある水タンク。私たちの退去後にはタンクを廃棄し、ボイラーに替える計画らしい。
だいぶ寿命がきてます・・



…だと思います、というのは、実はわたしがTonnyの英語が全く聞き取れなかったから。
本当に、全く聞き取れず、そのことを大家さんにこっそり言うと
彼はコクニーアクセントだからね。聞き取れなくて当然よ」と言われました。

コクニーアクセントって確か、ロンドンの下町で話されてる言葉って聞いたことあるなぁ。
渡英の際飛行機で初めて観た「マイ・フェア・レディ」という映画のタイトルも、実は「メイフェア・レディ」という言葉をコクニー訛り風に称してるんだとか。


それがわたしにとって初めてのコクニーアクセント体験だったのですが、本日二回目はちょっと要領を得たというか、慣れもあって少しTonnyの言っていることがわかりました。
メイフェアの「メイ」が「マイ」になるように、多くのeiの発音がaiになるんですよね。ちょっとオーストラリアのアクセントに似てる…?



さて。ここからが本題。
今日は何としてでもパワーシャワーを直したいわたし。と大家さん。

業者を呼ぶとお金がかかるので、何とか自力で解決をと、何度もAirlock(空気の塊)除去フロー(何のことだか分からない方は「パワーシャワーの水圧がなくなる」まで)を試した大家さん。

依然として原因はこのAirlockにある、と信じて疑わない大家さん。

そして、Airlockなんかのせいではなく、原因はもっと根本的な何かだと確信しているわたしたち夫婦


これまでの経緯と状況を軽く説明した後、早速Tonnyがキッチンの水タンクを調べます。
続いて、バスルームにある問題のパワーポンプ。

ポンプ修理工のTonnyが下した決断は、
Airlockや水タンクに問題があるのでなく、問題はこのパワーポンプの機械そのものだ、と。

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こいつ!!!!

やっぱりそうだ!私たちもずーっとそう思ってた!!!Airlockのせいなんかじゃないって、ずぅぅぅっと思ってた!
思わず心のなかでガッツポーズを取るわたし。(英語の世界に身をおいていると、話し方も表情も仕草も、オーバーになっていく気がします…)


でもここで引き下がらないのが大家さん。
自信たっぷりと、「そんなはずはない。Airlockのせいだ。」と繰り返す。

確かに、不具合が起きた時製造元のカスタマーセンターに問い合わせたら、即座にAirlockのせいだと言われたし、その除去フローを言われるがまま何度も試したけど…そんなの製造元がマニュアル通り適当に(?)言ってるだけだって~…!とはさすがに言えない。。


ここからがTonnyと大家さんの攻防戦
自分が手がけた水タンクに問題があるのではなく、ポンプ自身に原因があることを何とか説得したいTonnyと、製造元が言ってるんだからAirlockのせいなのよ、故障じゃないんだから何とかしなさいよ、と交換費用などなるべくお金のかからない方向で進めたい大家さん

色んなことを試したり、話したり、やってみせたりして、お互い一歩も譲らない。
わたしはというと、もちろんそんな大人の会話に口を挟めるわけもなく、ただおろおろと様子を見守るだけ。

でも気持ち的には断然Tonny案に一票!なので、こっそり大家さんが見ていないところで、
「わたしはあなたが正しいと思うよ、ポンプに原因があるんだと思う…」
と、こっそり本音を明かしたら嬉しそうにしていました。
あの笑顔が忘れられない…


攻防戦の結果
Tonnyによる辛抱強い説明と説得の甲斐あり、しぶしぶ大家さんが原因はポンプそのものにあるということを認めた様子

でもここでまた素人が製造元に問い合わせても、再度Airlockが原因だと突き放されることは目に見えているので、ここはプロ同士会話をしてもらうことに。


専門用語が飛び出したり、早口になったりで、ますます何を話しているのか分からないTonnyを横に、電話が終わるのを待つこと数分。
電話を切ったTonnyからは驚くべき事実が…。


設置してあるパワーポンプが、実はうちの利用環境に適さないものらしい…。


詳細は省きますが、要は規格に合っていないので
キッチンにある水タンクを大きなものに取り替える
パワーポンプ自体を買い換える
のいづれかが解決策らしいです。。

そもそも、間違った機械を導入してしまっていたということですね。
このパワーポンプの導入がちょうど1年前。
しばらく入居者がいなくて使用されていなかったので、わたしたちが入居してようやく今そのことが発覚したという…。

そりゃダメだよ~~~~~~
安い買い物じゃないんだから、お店の人もちゃんとその辺教えてあげてよ~~~~


家に関しては比較的なんでも日曜大工のように、自分で手直しをしてしまう文化なのでこういうことが起こってしまうんでしょうね…。

発覚が遅れたため、ポンプの交換期間や保証期間も残念ながら切れてる。
水タンクそのものを替えようとすると、丸2日の工事(その間お湯は使えない)になるので、今回はもったいないですが、新しいパワーポンプを購入しなおすことで落ち着きました。


すぐに大家さんとTonnyが一緒にお店にポンプを選びに行き、その間わたしはお留守番。
帰ってきて取り付け開始。

約5時間の処置を経て、ついに我が家のパワーシャワーが生まれ変わりました!!!!

長い道のりだった…。

新しいパワーシャワーの使い心地は、新品そのもの。
水圧も高いし、何より音が静か
なんで今まであんな騒音に違和感を感じなかったんだろうと思うほど、全然違う。

これで旅行に出かける朝、早朝4時にシャワーを浴びてもお隣さんに気づかれることもなく、クレームを言われることもない…!!


今日で会えるのが最後になるといいね、とお互い笑いながらTonnyに別れを告げました。

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バスタブの壁を取り外したり、思いの外大事になった本日の処置。。
でも色んな大工用具?や、家の普段見れない部分が見れて面白い経験でした♪


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