スペイン旅行ブログの続きです。これまでのあらすじはこちらからどうぞ。
1)スペイン旅行~旅行に至るまで


2013年7月12日(金)

出発当日。早朝便のため、6時の高速バスに乗ってStansted Airportへ向かいます。
自宅最寄りのバス停から空港までは約1時間。イギリスに来て初めて夜明け前を体験しました。

さて、今回わたしたちはStanstedからMadridまで向かうわけですが、行きのバスの中のわたしの胸中はただ一言。

不安…。

というのも、今回片道7000円弱という超格安でマドリッドまで向かうわけですが、その航空会社がRyanair

この航空会社、アイルランドに本拠を置く「ヨーロッパ最大の格安航空会社」だそうなのですが(by wikipedia)、機内に無料で持ち込める荷物の大きさ・量にかなりシビアで、少しでもオーバーすると多額の罰金が課せられる(なんと片道航空券とほぼ同額。笑)らしいのです。
そんなばかな、と笑いたくなるような事態ですが本当のようです。

夫にも事前に「くれぐれも荷物は少なく!ひとつだよ!絶対追加料金払わないからね!」と念を押されていました。
出発前日、二人のボストンバックをそれぞれ体重計に乗せ上限10kg/各荷物に対して、余裕のあることを確認して臨んだ当日。。

用意しておいたボストンバックと、ハンドバックを持って家を出ようとしたわたしに夫がすごい剣幕。
「何持ってるの!荷物はひとつって言ったじゃん!!」

いや、ひとつだよ?と説明するも、夫によるとどうやら機内無料持ち込みはあくまでひとつ。
PCケースだろうが、ハンドバックだろうが、ちょっとしたウエストポーチだろうが、ひとつはひとつ、らしいのです。

そんなばかな~~~笑

大抵飛行機乗るとき、機内持ち込みはひとつまで、って言っても、ハンドバックは別だよ~
と、元来脳天気・楽天家なわたし。
だって普通旅行って、バックいるじゃん。なかったら大変じゃん。バスに乗ったら絶対女の人みんなハンドバック持ってるよ♪



…持ってない。。


みなさん見事にバッグひとつ。ほぼバックパックですね。
ちょっと不安になってきた私はここで初めて「Ryanair」という航空会社名を知るわけですが、バス内で体験者の声を必死に検索。夫のいう「荷物はひとつ」は本当なのか??

すると、どうやらこの航空会社、かなり悪評…。
こんなひどい航空会社初めてです、もう二度と乗りたくありません、安さの秘密がわかりました、非常に不愉快です等々…ちょっとおもしろいくらいすごいです。笑
(気になる方は実際検索してみてください笑)

高まる不安。

そして気になる荷物の件。
とても親切な方のブログによると、

いかなる荷物も、2個の持ち込みは許されないらしい…。


ちーん。

荷物もそうだし、何よりそんな悪評の航空会社をこれから利用するんだ…。
1分でもゲートクローズ時間(出発30分前)に間に合わなかったら、容赦なく乗せてもらえないらしい。
航空券の印刷(e-チケット)忘れたら罰金が4000円くらいかかるらしい。(ぼったくり!)
無事乗れるかな。。
すごい揺れたらどうしよう。。
というか、落ちないのかな。。。(縁起でもないですが)

行きのバスの中はこんな調子で不安の洪水状態


ハンドバックとその中身はどうにか夫とわたしのボストンバックに押しこむことに成功し、不安のまままずは無事に空港に到着しました。


さて、空港についた私たち。
(文字ばっかりですが、本当に不安と緊張でこの辺りの写真が1枚も残ってないのです。汗)

どうやらネットで自動チェックインはしているものの、カウンターで何やらスタンプをもらわなきゃいけないらしい
悪評名高いRyanair。どうやら搭乗の仕方にも癖があるようです。
(これも親切な方のブログをバスで読んでおいたおかげ)

もちろん私たちのように軽装の人ばかりではなく、中には正規料金を支払って荷物を機内預けにする人も。
そんな方々の長ーい列に並びます。
せっかく時間をかけて並んだのだから、荷物規定をクリアしているかどうかカウンターで確認しておこう、ということで、夫がカウンターのおばさまに「荷物は大丈夫か確認してくれ」旨を伝えますが、確認してくれた様子はなく…笑
予め印刷してきておいたe-チケットにはんこをぽんぽんと押されただけで終わりました。


何はともあれどうやら荷物は大丈夫のようだ、と少し安心できたところで次はセキュリティチェック
イギリスの空港は以前ヒースローを利用した際に、日本とは違う物々しさを感じるほど厳しかったので、ここも引き続き緊張。。

定番の液体物持ち込みの検査。

やってしまった~~。
イギリスで買った日焼け止めボトルと、日本から持ってきた貴重な日焼け止めリムーバーボトルが、規定以上の大きさだった。。
荷物の重さと量に気を取られて、つい持ってきてしまいました。。

バッグの底に隠して通そうかとも思いましたが、ここは正直に正面突破!
ボトルは大きいけど、中身は規定の100ml入ってないし!(多分!)


案の定没収されました。涙
これとこれは持ち込めません、と冷たく言い放つ係官の女性に一言「でもこれほとんど空だし…!」と抵抗を見せるもあえなく撃沈。。
日焼け止めはまた買えるからまだしも、アネッサの日焼け止め落とし…!涙
これなしでどうやってあの強力日焼け止めを落とせと…!!!心の中で泣いても叫んでも状況は変わらないので、今回の痛みを忘れずに、次回に活かそうと思います。。

ちなみに、通常バックの外に出せといわれるマスカラや目薬などはバックに入れたまま通ったのですが、ご指摘なし…。
もしや正直者が馬鹿をみるのでは…という疑心が高まります。(この疑心は帰りのフライトで確信に)


夫になぐさめられ、無事にあとは飛行機に搭乗するのみの私たちはここで腹ごしらえ。

20130712_073144
ようやく写真を撮る心理的余裕が
ゲート先のイタリアンカフェで朝ごはん
 
 
落ち込んだ気持ちに、どかんと生クリームがどれだけ美味しかったことか…。

朝ごはんを食べながら一休み。出発まであと1時間
あとは、搭乗口をボードで確認して搭乗口に向かうだけなのですが…待てど暮らせど搭乗口が表示されない
搭乗ゲートは出発30分前にクローズ。いかなる遅刻も許されないとの噂。
しかも座席は全席自由席。並んだ順番に好きな席についていく仕組みなので、なるべく早くに並ばないと並び席が確保できないかもしれない。

朝ごはんを食べながらもそわそわ。
途中2度ボードを確認するも、まだ出ない。

結局搭乗口の表示を確認できたのは、出発45分前でした。ゲートクローズ15分前。
これ、お年寄りにはかなり辛いのではないか。。ゲートは空港の辺鄙なとこだし。
さすがライアン。

さきほど詰め込んだ生クリームをまだ喉の奥に感じながら、小走りでゲートまで向かいます。
ゲートにつくと既に長い列が。
みなさん、表示された瞬間、どばぁ~っと向かうのね。。


列に並んで、搭乗を待っているとここでも面白い発見が。
周りを見渡すとアジア系はわたしたち二人のみで、周りは全て非アジア系。
少し前方にアフリカ系?のグループ(3~4名)が並んでいたのですが、遅れてやってきたアフリカ系旅行者を「ブラザ~!」と呼び止め、自分たちのところへ並ばせている。

トイレにでも行っていたのかな、と思っていると、この「ブラザー!」が連発すること、すること。
3~4回続いた所で「どんだけ団体旅行なんだ!」とさすがに突っ込みたくなったところで、どうやらこの方たち全く赤の他人だということが発覚…。ただの割り込みじゃん!

同じ人種「ブラザー」だからといってそこに呼び込まれちゃうと、どんどん後ろの人達が後になっちゃうんですけどー涙。


でも面白かったのは、こういった状況でも周りの方々何も文句言わないんですね~。
日本だと50代くらいのおじさんが猛烈怒ってそうなのに
心が広いんでしょうか…。
(中には呼び込みに合ったブラザーの方の中にも、辞退して最後尾に並ばれた方もいらっしゃいました。偉いっ)


割と多めの人数に割り込まれたものの、無事に並び席で座席を確保できた私たち。
機内は3列×3列で小型でしたが、乗ってみると心配していた揺れもなく、快適でした。


でもはたと気づく。
私たち、出国ゲートというものを出ていない…。

通常海外旅行の場合、
チェックインカウンター(荷物預け)→セキュリティチェック→出国審査(パスポートに出国スタンプがつく)→免税店エリア(搭乗ゲート)
だよな…

いつの間に私たちはイギリスを出たんだろう…。
え…、大丈夫かな…笑

ヨーロッパ(EU)間の旅行って、なんだかよくわからない!
以後、勉強の必要性有り。

最後の最後まで不安を感じさせるRyanair。(いや、ライアンのせいではないのかもしれない笑)
なんだかよくわからないまま、無事に2時間半の快適なフライトを終えマドリッドへ到着したのでした。


余談
ちなみに、搭乗ゲートはあの時間に表示しておいて時間通りに閉じられるわけもなく、出発30分前を過ぎてもまだ搭乗口には列ができていました。
出発遅れるのかなーと思いきや、人を機内に収納してから離陸までが超早く、ほぼ定刻通り(というかむしろ定刻10分前)の離陸には驚くばかりでした。

次回
スペイン旅行一日目 マドリッド


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